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2012年3月27日 (火)

財団移転のお知らせ

当財団は、平成24年4月2日をもちまして、「一般財団法人やまぐち女性財団」、「一般財団法人山口県文化振興財団」と合併し、新たに「公益財団法人山口きらめき財団」として発足するはこびとなりました。

新財団においては、自主的・主体的な県民活動の支援や、男女がともに協力して参画する社会の形成、地域性豊かで多彩な文化活動の振興など、幅広い分野の事業を総合的に推進し、県民一人ひとりがきらめき、元気で活力ある住み良い社会づくりを目指して、県民活動を一層振興してまいります。

これまでのご協力に深く感謝申し上げますとともに、新財団におきましても一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 

新設合併に伴い、財団事務所も移転いたします。

新住所→ 山口市水の上町1-7 水の上庁舎2階 電話(083-929-3600)

紙芝居で地域おこし~ふるさと紙芝居全国大会実行委員会

平成24年3月24日(日)、宇部常盤公園野外展示場、常盤ミュージアムにて、第一回ふるさと紙芝居全国大会が開催されました。

きらめき財団からはこの事業へ協働推進事業ということで助成を行っています。

午前中の強風と雨のため、特設会場に会場が変更され、「やまぐち地産地消グルメフェア」も中止となってしまいましたが、会場は500名以上の参加者で大いににぎわっていました。

懐かしの「黄金バット」や山口県の偉人伊藤博文の幼少期の物語、長州ファイブ等も上演され、とても好評でした。

紙芝居だけではなく、野外のステージイベントとして幼稚園や保育園のダンスや和太鼓の競演もあり会場を盛り上げていました。

第一回の催しとして山口県でのスタートとなりましたが、今後は全国持ち回りを考えられているとのこと。ぜひ継続して開催され、山口県をたくさんの人に紹介していただきたいです。

音訳活動を地域に普及したい~音訳しらかべの会

Sirakabe1 平成24年3月12日、柳井市大畠のふれあいタウン大畠にて、音訳しらかべの会の「音訳パソコン編集作業講習会」が開催されました。

当団体は、視覚障がい者等への広報、雑誌、図書の音訳奉仕活動を行っている福祉ボランティア団体です。会員は10人でそれぞれ仕事を持たれていますが、その合間を縫って積極的に奉仕作業を行われているとのこと。近年、点訳や要約筆記、音訳といった情報バリアフリー化の活動は機械化がすすんでおり、機器類の対応とともに、それを扱う奉仕者の研修も大きな課題となっています。当団体もその例にもれず、カセットテープへの吹き込みから、パソコンに音声を取り込んでのCD化へ編集作業方法が大きく変わったため、現在パソコン講習を受けながら会員の研修を進められています。

この日は柳井市広報の編集作業を行われるということで見学させていただきました。

会員4人が午前中からお昼をはさんで午後まで編集作業を行われていました。広報は約20ページあり、一人あたり2~3ページを受け持たれるとのこと。市の広報のほかには社協だより、県からのお知らせ、希望のあった図書なども音訳されているそうで、変わったところでは宝くじやロトの抽選番号等の需要もあるそうです。

会員さんは年配の方が多いので、「パソコン作業を苦にされているのでは」と思いつつお伺いしましたが、みなさん自分のノートパソコンを持ち込んで、意欲的にそして楽しそうに作業されているのがとても新鮮でした。

Sirakabe2 柳井市周辺には「音訳グループ」があまりないそうで、今後は会員を増やしていきたいと考えられています。ジャンプアップにもぜひ申請して、柳井市のみならず周防大島町、平生町にも呼びかけて、継続的な講習会を開催していきたいとか。一人でも多くの音訳ボランティアを確保したいとやる気に満ちておられました。

会員全員が音訳作業をマスターして、より高度な完成を目指したい」という積極的な姿勢が伺え、今後もぜひ応援していきたいと思いました。

食の不均衡を考えてみませんか~YPU TFT PROJECT

YPU TFT PROJECTは、世界の食糧問題について広く普及啓発し、発展途上国と先進国との食の不均衡を改善する取組を行っている山口県立大学の学生グループで、(団体名のYPUとは山口県立大学のこと)全国組織であるNPO法人TABLE FOR TWO Internationalが推進している「Table For Two」活動を推進されています。

「Table For Two」とは、先進国の人たちが対象となる定食や食品を購入すると、1食につき20円の寄付金(これは発展途上国の給食1食分の値段)が、この法人を通じて開発途上国の学校給食に充てられるというプロジェクト。

当団体ではこの「Table For Two」の対象となる独自のヘルシーメニューを開発し、大学の学食やイベントで販売しその収益を寄付されており、今年から地域へ向けての積極的なワークショップを行われています。

2月25日、「世界と私たちを美味しいごはんでつなげようプロジェクト」として、山口市阿知須にある井関小学校の児童クラブ(井関にこにこクラブ)でワークショップを開催されるということで参加しました。この日の参加者は子ども15名、大人15名の30名。学生たちが約1時間、パワーポイントや地図を使って、発展途上国をとりまく環境~食糧不足、戦争、貧困~、世界の食糧事情の不均衡、それを解消するために何をすべきか、TFTプロジェクトの仕組み等を子ども達に分かりやすいように一生懸命伝えられました。

子ども達も様々な思いを巡らせながらワークショップに参加していたようで、終了後には、「世界の国には食べ物の少ない国があることがよく分かった」「今度から給食を残さないようにしたい」など活発な意見が出ていました。

子ども達にとっては自分達がいかに恵まれた環境にあるか、そして今後なにをすべきかをあらためて考え直すよい機会となったようです。

ワークショップ終了後には、大学生たちが考案したメニューである「豆乳シチュー」「豆乳ココア」やおむすびを児童クラブの世話人の方が手作りされており、子ども達と一緒にいただきました。野菜が苦手で、いつも居残り給食をしている子どもがおかわりをするぐらいにおいしい、野菜たっぷりのシチューと炊き立てのまぜご飯で作ったほかほかのおむすびにみんなで舌鼓をうち、楽しく和気藹々としたひと時を過ごしました。

大学生たちが真剣に世界に目を向けて、学生ならではの姿勢で活動に取り組んでいる姿がとてもまぶしかったです。このプロジェクトは「関わった人たちがみんな幸せになれる」取組。普及にはまだまだ時間がかかるとは思いますが、地域の理解や協力を得ながら、これからも地道に、そして自信をもって活動していただきたいと思いました。

「食は命」~消費者が考える「地産地消」~山口県地域消費者団体連絡協議会

Tiiki1 平成24年2月24日、山口市の山口県総合保健会館多目的ホールにて、山口県地域消費者団体連絡協議会の「消費者力向上セミナー」が開講されました。

当団体は県内各地の地域消費者団体が互いに連携し、交流や情報交換を行うことで、消費生活の安定と向上を図ることを目的に昭和59年に設立された歴史ある団体です。地球温暖化、エコ生活、食の安心安全など毎年テーマを決定し、それに基づいた消費者力向上セミナーを開催されていますが、今年度は2月24日、「食は命」ということで、「地産地消」をテーマにセミナーを開催されました。

この日は総合保健会館の大きなホールがいっぱいになるほどの参加があり、午前中には香川県の学校長で「弁当の日」を提唱された竹下和男氏による「地産地消のすすめ~人はなにを食べてきたのか~」と題した講演が行われました。

昼食をはさんで午後からは「生産者とともに考える」をテーマに県内で広く農業を手掛けていらっしゃる株式会社、農業法人等の経営者や一般消費者を対象にパネルディスカッションが行われました。私は時間の都合で午前中の講演しか出席できませんでしたが、竹下先生のお話しはとても心に残りました。

先生は「食」が人間の基本であると考えられ、10年前から赴任していた小学校で半ば強引に「弁当の日」を設定。この弁当は親が作るのではなく、子ども達が食材の調達、調理、弁当づめの全部を一人でこなすというものです。

Tiiki2 このことによって、子どもに「調理技術」を身に着けさせると同時に「調理の楽しさ」「食の大切さ」に気付かせるとのこと。弁当の日を体験した子ども達に10年後の昨年アンケートをとったところ、大学生、社会人となっていた子ども達の約80%が自炊中心の生活を送り、食の大切さや感謝の気持ちを持たれていたとのことです。

コンビニや外食チェーンが巷にあふれ、手軽に様々な種類の調理品を手に取ることができる現在、私たちの食事は本当に豊かといえるでしょうか。「口から入るものだけが人間の体をつくる」ことができます。土地の水、土地の空気が合わさってできたふるさとの食材を使った「日本の食べ物」を食べること~地産地消~がいかに大切であるかを考えさせられた一日でした。

地域で学び実践する「教育」~鋳銭司ミドルコミュニティ

Suzenzi1 平成24年1月29日(日)、山口市立鋳銭司小学校において、保護者と地域の住民が一体となって地域の子供たちの健全育成に取り組むため、『第6回子育ての集い』が開催されました。

この日は、鋳銭司小学校の音楽室と理科室で、地域住民、保護者、鋳銭司小学校の先生約約40人が参加し、九州女子大学初等教育科大島まな准教授による『待ったなし!家庭の力と地域の力~しつけ熟議!「これでいいのか育て方」』~をテーマにした講演の後、子育てについてのグループ協議、発表・講評が行われ、地域を挙げての子育て、コミュニテイづくりへの取組みを学びました。

子育ての目指すものは「自立」そのために、知育、徳育、体育=耐性を土台とした「生きる力」の醸成。そして、「生きる力」を身につけるには5感をフル活用した様々な「体験」が必要。

かつては、自然に「生活の中に体験」がありましたが、現在はそれも難しくなってきています。「多様な体験プログラム」を生活に中に取り入れ、学校・地域・家庭が連携して「地域の教育力」高めることによって、コミュニテイの輪がひろがり、元気な地域づくりが実現するとの講演を傾聴しました。

Suzenzi2 その後、A~Eの5グループに分かれ、それぞれの立場で実感していることや経験などを発表しあいながら、子育てや地域を活性化する方策等について、予定の時間をオーバーして熱く意見交換しました。

グループ協議で明らかになった課題や今後の取組みへのヒントなどの発表もあり、「地域が醸し出す雰囲気」の中で子供は育つ、今回の子育ての集いを通して、そんな「地域の風」を感じたとの講師の講評が心に残りました。

この会の活動をとおして、あたらしい「地域の風」がうまれ、教育力の向上とともに、地域の活性化につながることと期待しています。

故郷の歴史を子ども達へ伝えたい~中関の歴史を学ぶ会

Rekisi1平成24年1月27日(金)、防府市中関の老人研修センターにて、中関の歴史を学ぶ会による「ふるさと歴史講座」が開講されました。

当団体は、郷土の歴史を地域住民に伝えることによって、郷土に対する愛着心とお互いの絆を強め、住み良い町づくりに寄与することを目的としておられます。かつては強い連帯感で結ばれていた防府市中関地区ですが、今ではその気風も薄れつつあり、団体では、ふるさとの歴史を伝えることで、その連帯感を取り戻そうと、郷土史の制作に取り組まれました。

調査、原稿執筆、編集など、約2年にわたる地道な作業を経て、このほど、郷土史「ふるさと中関そして防府」が完成。防府~山口県のみならず、日本の歴史解説をも含む大作で、地元の古老への聞き取りや、思い出語り会で語られた内容も丁寧に原稿に落とし込まれています。

郷土史完成後は、地元の郷土史講座のテキストとして活用されており、この日は代表の山田さんが講師を務めておら れました。受講者は約60名。民生委員や友愛訪問員、母子福祉推進委員など地域の役員の勉強会も兼ねていました。

Rekisi2 講座内容は、防府地方の地形の変化(干拓)と地名の起こりが中心で、受講者は、身近だけど知らなかったふるさとの歴史について、興味深く学んでいました。

会では、完成した郷土史の頒布とこのような講座を通して、中関の歴史と先人の苦労を伝えていきたいと考えておられます。特に子ども達に読んでもらうことで、ふるさとへの愛着心を育てたいとのこと。

子どもだけで読み進めるのは少し難しいと思いますが、お年寄りの語りや昔遊び、郷土食の紹介などを織り交ぜれば、楽しい郷土史講座になると思います。子ども達がふるさとに誇りを持って、新しい歴史を作っていけるよう、大いに活用していただきたいです。

自転車でまちづくり~うべ交通まちづくり市民会議

平成24年1月21日(土)、宇部市新天町のヒストリア宇部Ube1 イベントホールにて、うべ交通まちづくり市民会議主催の「自転車まちづくりシンポジウムin宇部」が開催されました。

当団体は、宇部地域の交通環境の改善を目指して、市民の立場から声を上げ、実践していこうという団体です。発足されたばかりではありますが、山口大学や宇部市の「環境にやさしい交通づくり推進事業」を受託されたNPO法人と協働しながら、産業道路を使った自転車通行実験やアクセス情報調査といった専門的な調査研究交通まちづくり勉強会等を積極的に開催されています。

今回、自転車の左側通行ルール啓発や、通行場所の整備を求めようという「自転車まちづくりシンポジウム」を開催されるということで参加しました。

この日は2部構成。前半には基調講演、休憩をはさんだ後半にはパネルディスカッションが行われました。

Ube3基調講演はTBSのプロデューサーでNPO法人自転車活用推進研究会の理事でもある疋田(ひきた) 智氏が講師をつとめられ、「自転車ではじめる未来志向のまちづくり」について~諸外国を回って経験された自転車をめぐる状況、自転車をつかったまちづくりの手法、そして現在の日本の状況等~をお話しされました。

パネルディスカッションでは、交通まちづくり活動を行っているNPO法人理事、自転車による交通調査を行っている山口大学の学生、宇部市道路整備課、子どもを自転車で送り迎えしている主婦など様々な立場の方がそれぞれの意見を述べられ、違った視点で宇部市の交通を取り巻く状況を考えることができました。

2011年より自転車は車両とされ、歩道を通行することが禁止されましたが、車道整備が完全ではなく、かえって危険な状況を生み出しています。また、依然として歩道を通行する自転車も多く、ノーブレーキ自転車で死亡事故もおこっています。今回開催された宇部市でも、自動車運転手からの死角となって危ない箇所、学生等が並列しながら自転車を運転する箇所等が多数報告され、市民としてどのような要望、実践をしていけばよいのか参加者は大いに考えさせられました。

Ube2 また、「自転車をまちづくりのツールとして使えないか」という点では、講師の疋田氏が、車を締め出して、自転車や徒歩のみ認められた区間を作ったことで中心商店街に活気がもどり(商店主と買い物客との距離が短くなる、安心して買い物ができる等のメリット)、事故も激減、市民も運動することで健康になったというまさに一石三鳥の取組を行っているオランダのハウテン市の例を説明されました。

これからの宇部市のまちづくりについても新たな希望が見えてきたことで、会場は大いに盛り上がりました。

「自転車交通」というこれまでにあまり聞いたことのないツールを使ったこの取組は、交通安全のみならずまちづくりにも大きな効果があると期待されます。今後の活動にも注目していきたいと思います。

支援者の育成をめざして~NPO法人シンフォニーネット

Sinfoninetto 平成23年12月15日(木)、下関市の海峡メッセ下関にて、NPO法人シンフォニーネットの「行動援護従事者養成研修会」が行われました。

NPO法人シンフォニーネットは、自閉症・発達障がい児者に対する適切な療育、社会の理解促進等の事業を通じて、自閉症・発達障がい児者が、地域社会の中で生き生きと自分らしく生活できることを目指しています。

当事者の余暇や就労支援、支援者の研修などを継続して行っておられますが、一昨年からは「行動援護」を取り上げ、人材育成や啓発活動を展開されています。

「行動援護」とは、知的障害や精神障害により行動が困難で常に介護が必要な障害者に、行動するときの危険を回避する援助や外出時の移動の補助を行うことで、集団ではなく、当事者個々のニーズにきめ細やかに応えることができます。

この「行動援護」は、介護給付のサービスの一つとなっているにもかかわらず、「行動援護従事者」の有資格者やサービスを提供する事業所の数が圧倒的に少ないのが現状です。そこで今回、「行動援護従業者養成講座」を開催されました。

この講座のカリキュラムは、3日間、計20時間で、修了すれば、山口県の要項に基づいた認定を受けることができます。テキストに沿った講義のほか、モデルケースを使った演習も多く、受講者20名は真剣に課題に取り組んでいました。

こうした講座を開催することで、「行動援護」の支援技術を持った支援者や、サービスを提供する事業所が増え、自閉症・発達障がい者の地域生活を充実させることできます。

ジャンプアップ助成終了後、資金面での課題があるとのことですが、培ったノウハウやネットワークを生かし、今後も継続していただきたいです。

2012年3月26日 (月)

山口県とブラジルの架け橋に!~山口県ブラジル親善協会

Buraziru 平成23年12月10日、ブラジルの海外移住者訪問団が山口県に来県されました。山口県ブラジル親善協会は帰国した人たちのをおもてなしをし、その様子をDVDに記録して山口県の様子をブラジルの方々に知っていただきたいと考えられ、助成事業に申請されました。

この日は多くの方が帰国され、出身地を始めとする県内視察に山口県ブラジル親善協会会員の交代しながらのお世話に大変感激しておられた様子でした。

会場にはブラジルコーヒーやカップ等の販売コーナーもあり、皆さん購入していました。

 当日のDVDの上映では会員の皆さんはそれぞれが訪問団に同行したり、お世話をしているので、上映された内容の中には自分が案内したところや、中には自分が写っている場面もありそれなりに楽しんでいました。 

会場には知事夫人も駆けつけ、母県訪問団のお世話をされたブラジル親善協会の人たちに対して労を労っておられました。

会の方は最新式ビデオカメラを購入され、密着取材ており、ブラジルに帰国しこのDVDを見る参加者も今回来ることが出来なかった現地の人々も、山口県のことを思い出し感激されることと思います。

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